不動産を購入する際にはどのような業者を訪れるべきか【2020-03-12更新】 | 川口市の不動産｜センチュリー21ウインズホーム

不動産を購入する際にはどのような業者を訪れるべきか2020-03-12

一般の人はなかなか不動産の売買に関して調べることは少ないでしょう。不動産の購入というのは、多くの人にとって一生に数回しかない大きな買い物であり、その支払いというのは長年を費やして行うものです。
不動産を購入するということはそれだけの時間を対価として支払うことであり、家という買い物はそれだけ大きなことなのです。
不動産を購入するにあたっては不動産販売業者や不動産仲介業者を利用することになります。また、不動産を個人同士で売買することはほとんどなく、不動産仲介業者に宣伝を行ってもらったり、その契約にあたって、さまざまな取り決めやトラブルの回避をしてもらったりすることによって売買を行うのです。
また新築のマンションや一戸建てに関しても同様です。そうした新築物件というものは個人で一戸建てを注文して建てることもありますが、多くの場合は建売であり、建設業者などが建てたものを購入することになります。
では不動産を買うに当たってはどのような業者から購入することになるのでしょうか。


物件の建設を行う不動産開発会社

不動産仲介業者にはさまざまな種類の会社があります。ここでは規模やその業務に着目して不動産会社のことを識別していきます。
不動産会社として最も大きなものは不動産開発会社です。大規模に開発することからデベロッパーとも呼ばれています。特にマンションの開発を行い、分譲マンションなどを作成しているのはマンションデベロッパーと呼ばれています。
不動産開発会社の業務というのは街そのものを作ることを目的としています。一戸建てなどの個別の単位ではなく、区画や町単位での開発を行っており、建物を建設するだけでなく、そもそもの町づくり期の企画やそのための用地の確、保そして建設における施工の管理や完成したあとの物件の販売管理なども行っています。
企画、用地の確保そして施工管理までは一括して行う場合がほとんどですが、その販売や管理に関しては、直接そのデベロッパーが販売する場合と、系列の販売を専門で行う会社に委託することがあります。
グループの冠名に続いて「販売」や「管理」という名称が含まれている場合は、母体となる会社の系列の子会社です。


デベロッパーから販売の委託を受けている不動産販売業者

大規模な開発や建設も行う会社ではなく、販売管理だけを行っている会社も多くあります。前述したデベロッパーの傘下である販売管理だけを委託されている会社もあります。またそうした特定のデベロッパーの傘下で、その親会社の物件だけを販売するのではなく、さまざまなデベロッパーの開発した物件を販売する不動産販売会社もあります。
前者の一種のデベロッパーが開発した物件のみを取り扱う会社の場合には、その物件に対する情報がより詳細にわかることが利点です。また自社の製品に近いものであるため、そのサービスに対して詳細な説明を受けられることや、その後のサービスや管理などに含めて一貫したサービスを受けられることがポイントです。
一方で後者の複数のデベロッパーの物件を取り扱う仲介業者の場合には、広く浅く情報を提供してくれることが利点となります。複数のデベロッパーの商品を取り扱っているということは、それだけ選択肢の幅が広くなるということがあります。それぞれのデベロッパーにはサービスの違いがあり、価格帯やサービス内容などさまざまなものがあります。複数の
デベロッパーの物件を取り扱っている業者ということは、より消費者の希望に合わせて価格帯やサービス内容が合ったことができるということなのです。



主に中古の不動産物件の取り扱いを行う不動産仲介業者

最後に不動産仲介業者があります。不動産仲介業者は一般的に不動産物件の売買契約や仲介をする業者です。前述の不動産販売会社が新築の不動産を販売することを主として行っているのに対して不動産仲介業者というのは、現在不動産物件を持っている人から別の人へと販売する中古の売買の仲介をしているのです。
不動産仲介会社の主な業務は依頼を受けた売却希望主の物件を購入希望者に販売することです。
物件の査定や調査を行い、その物件を商品化します。そしてその商品化した物件をチラシやインターネット広告などで宣伝し、また見学希望者への案内など、物件の販売を行ううえで必要なことを一通り行います。また購入希望者が購入する際には売却希望者と購入希望者の間での条件調停や契約の取り交わしにあたっての契約書の作成などを行います。
もちろん不動産販売会社と不動産仲介業者というのはその主としている業務内容によって名称が異なるだけで、中古物件の取り扱いである仲介業務を不動産販売会社が行っていることもあります。また不動産仲介業者が一部デベロッパーの依頼などを受けて販売の代理をしているということもないとは言い切れません。
物件を購入する際には、それが新築物件なのか、中古物件なのかによって訪問する会社が異なっています。また新築か中古かということに関しても何も決まっていないというのであれば、まずはその両方を訪れ内容の比較をしてみるのも良いかもしれません。

ページ作成日　2020-03-12