不動産業者にさまざまな仲介を依頼するのは【2020-03-03更新】 | 川口市の不動産｜センチュリー21ウインズホーム

不動産業者にさまざまな仲介を依頼するのは2020-03-03

不動産業者にさまざまな仲介を依頼するのは

不動産物件を売買するときには、不動産仲介業者に依頼をすることがほとんどです。世の中の多くのものというのは専門の業者に委託をし、管理をしてもらったり、仲介をしてもらったりすることになります。多くのビジネスがそうした形で行われているのです。
不動産の売却を依頼する場合、その依頼に対する報酬として不動産仲介業者に仲介手数料を支払うことになります。不動産物件はその取引価格が高額であることからも高額な仲介手数料を支払うことになります。一般的にその取引価格は3パーセントプラス6万円ときめられています。この金額というのは売却を依頼した依頼主だけが支払うのではなく、その物件の購入者も同様に仲介手数料を支払っています。
仮に4000万円の物件を売却する場合には3パーセントにあたる120万円に6万円を加えた金額126万円が仲介手数料として支払われることになります。これは法律で決められている、不動産の仲介手数料として受け取ることのできる金額です。そのため、業者によっては協商することによって、この金額よりも安い割合で引き受けてくれる可能性もあるでしょう。



不動産仲介業者を利用しないという場合には

中には何もしていないのに非常に高額の手数料を取っていると考える人もいるかもしれません。自分でそうした手続きをすれば仲介手数料を支払わなくてもよいだろうと考えることもあるかもしれません。
もちろん不動産仲介を通さずに物件の売買をすることは不可能ではありません。しかし、実際にその手続きを行うことを考えると仲介業者に依頼することが現実的になるのです。
では仲介業者というのは一体何をしているのでしょうか。
最も大きな仕事としては、依頼を受けた物件に対して買い手を探すことです。物件というのは売りに出していることを知ってもらわなければなりません。多くの人に知ってもらうことによって買い手を見つけることができるのです。
この広告に関しては現在では個人で行う方法もあるかもしれません。例えば現在では中古の品物を個人間で売買することも多くあります。
その多くの方法というのは、インターネットを通じたやり取りです。現在では中古品の売買を行うのに利用できるアプリや、インターネットの掲示板などでのやり取りをすることもあるでしょう。しかし、完全に個人同士で交渉をして売買をしているということはないはずです。その売買をするためのシステムがある程度構築されており、その中でルールにのっとったやり取りがなされているはずです。中にはそうした売買の中で問題が発生することもあるでしょう。そうしたトラブルを解決したり、また被害に遭った人に対する補償をしたりするのもそうしたシステムを構築した人の責任となっています。
仮にそうした不動産の売買をするサイトのようなものがあったとしても、その補償や契約などに関して対応するのであれば結局仲介業者がやっているのとは変わらないでしょう。
そうした事情から、個人で不動産取引をする土壌というのは整っておらず、実際に不動産の売買を行う際には仲介業者を利用するというのが変わらず続いているのです。



不動産業者の対応を自身ですることを考える

不動産仲介業者というのは、その物件を購入してくれる人を見つけ、その人との契約が無事に完了しなければ収入が発生しません。支払った仲介手数料の中には、そのための先行投資としての宣伝広告費なども含まれています。またそのための人件費などもその費用の中に含まれているでしょう。またそうした宣伝というのは商品があるときだけに出すものではなく、恒常的な宣伝が必要となります。そうしたシステムの維持やシステム利用にも費用がかかるのです。
また、買いたいという希望者が現れたときに迅速に対応するのもその役割でしょう。その物件を売りたいということは何らかの理由があって別の場所で生活することを意味しています。すぐに対応できれば問題はないですが、場合によっては内見の希望者がいるたびに、その売りたい物件のところまで行かなければならないでしょう。その労力と時間的な損失を考えると、それに半自動的に対応してくれる担当者がいるほうが売る側としてもストレスなく売却することができます。



住宅ローンの問題も発生するというデメリット

また住宅ローンの問題もあります。個人間で不動産の売買を行う場合、買い手が住宅ローンを組もうとしても銀行で稟議が通りにくいという難点もあります。これは銀行から住宅購入費の融資を受ける際には、仲介業者が宅建士を使って製作する書類がローンを組む際に必要になってくるからです。
不動産仲介業者に売買を委託する際には、その3パーセントという決して安くない金額を仲介手数料として支払うことになります。しかし、この手数料というのは出来高に対して支払うものです。同じ物件に同じ手間をかけるのであれば、売り主と同様にできるだけ高い金額で買い取ってもらいたいという気持ちは仲介業者も変わりません。中には納得のいかない対応をする仲介業者もいるかもしれません。そのため、物件を売る際にはきちんと信頼のできる仲介業者を見つけることが何より先決なのです。

 

ページ作成日　2020-03-03